
11月毎週ミドル開催の第2週は追込限定・ペースメーカー付きのマイル戦「KBXマイル」です。マイルでの開催は昨年10月のスルーオウマジャン記念以来で、ペースメーカー付きの短距離戦は3月の高烏台記念、5月の既存種限定戦・KBX
07.May(既存杯)に続く3度目。マイルCSを前に開催する、秋の短距離王を決める一戦に47頭が名乗りを上げました。
スピードが問われる短距離戦は自家製種牡馬産駒(自家種)の天下。高烏台記念では1〜7位までを独占しており、自家種が全体の81%に当たる37頭を占めている今回も優位は揺るぎないか。もちろん有力馬も今年の呉BC優勝馬3頭をはじめ、ほとんどが自家種となっています。
まずは高烏台記念を制して春の短距離王となったティアーズ。前走はスピードと気性難からくる先行力を武器に20戦11勝という凄まじい成績で優勝。今回はそれ以来8ヶ月ぶりの参戦で、コースが中京1200から東京1600に変わるのが鍵ですが、馬主のEmpty
Self師は11月ミドル開催の中ではここが一番チャンスありと見ており、春秋制覇の可能性も十分か。
今秋から参戦の新勢力ではKBX秋を制したジュピターザブニャが筆頭格。前走KBX女王杯では15位に終わりましたが、先行・差し有利の展開が響いたもので、追込馬に限れば3位と決して悲観する内容ではありません。馬主・ぶにゃ師も東京マイルは得意コースとコメントしており、巻き返しは必至です。一方、KBX女王杯で圧勝劇を演じたヤオゼニスは追込脚質での参戦が初めてで、短距離適性も未知数。能力の高さと安定感を活かして2週連続優勝にどこまで迫れるか。
タナトス師&デッドショットは今回が秋初戦。自家種でも最強レベルの実力を持ちながら、高烏台記念4位、KBX春2位と優勝にはまだ手が届いていませんが、3度目の正直なるか?
今回は驚きの9歳バージョンです。ばる師も呉では初登場となる超スピード馬マリスミゼルで参戦しており、Empty Self師を含めたPの凶悪馬主御三家がこの秋初めて揃い踏みしました。
グランドフィナーレは追込馬苦戦のKBX女王杯で、ただ1頭追込脚質で後半進出して2位。この走りが今回もできれば当然優勝候補に挙がってきます。その他にもKBX秋2位イルカスペシャルや同4位ジャイロボーラー、既存種からはKBX既存杯2位のイルストームなど、実績馬が目白押しです。さらに、初登場馬も前述マリスミゼルを含む21頭が参戦。初登場の注目馬としては、意外にも「父・母父ともに自家種」のP開催登場第1号となるコノハナサクヤヒメの名前を挙げておきます。