
色々あって5ヶ月も間が開いてしまった呉BCですが、ようやく開催再開にこぎつけることができました。2007年秋の初戦は「KBX 07.Autumn」。東京芝2400mを舞台に、5月に開催した「KBX 07.Spring」と全く同じ条件で行う最強馬決定戦です。久々の開催である上、3日という短い募集期間でしたが、偶然にもSpringと全く同じ47頭の参加を頂きました。
呉BCの空白期間中も、激しく揺れ動いていたPの最強馬戦線。雑誌BCや新作杯などでも新勢力が続々と台頭しています。今回の参加馬も47頭中、実に37頭が初登場馬で、うち7名もの呉BC初参加馬主が含まれているなど、その顔ぶれは春に比べて大幅に入れ替わっています。
初登場馬の最注目はフェイ師のフェイマスデイズ。馬主は公式BCをフェイマスクンで優勝し、良血馬フサイチフェイマスの名付け親となったことで有名ですが、呉BCにはそのフェイマスクンで昨年11月のKBXリミテッド3rdに初参戦して以来約1年ぶり2度目の参戦となります。フェイマスデイズは競馬王9月号の個人戦で2冠を達成し、最新の11月号でも優勝、さらにサラブレでも最新11月号を制覇(しかも馬主はワンツー)と、既に雑誌BC4冠の超大物。呉BC初戦も制して歴史的名馬への道を突き進むか?
新作杯からは葉月(8月)、長月(9月)の優勝馬がエントリー。9月優勝のグランドフィナーレは、04版で牝馬最終決戦を制した名牝の名を受け継ぐKORN師のP最高傑作で、8月を圧勝したグランブルーナイトも競馬王最新号の軍団戦でエースとしてP端軍団を優勝へ導いています。特筆すべきは2頭とも差し脚質での新作杯優勝であり、なおかつ今回も差し脚質で参戦していること。呉BCのP芝開催では追込脚質以外の優勝は未だゼロですが、今回はこの2頭以外にも先行・差し脚質での参戦馬が激増。非追込馬初の優勝どころか、従来の追込有利の常識が覆される可能性までありそうです。
豪華初登場馬を迎え撃つ既出走馬は警固屋記念馬ドラゴンボーイ、春秋制覇を狙うラフマニノフの2トップが超強力。前者は差し、後者は追込脚質を選択してきましたが、両者ともにPのレースルーチンを知り尽くしたトップオーナーの選択だけに、今回は果たしてどちらに軍配が上がるのか興味津々です。