
2008年過去作開催第2弾は99・Win混合の「KBX99 2008」です。99・Winでの呉BC開催は2006年6月の「KBX99スプリント」以来ほぼ2年ぶり。そして実は30戦制での99・Win開催は史上初となります。1人2頭OKでの募集により、呉BC優勝経験馬7頭を含む計71頭(42名)が集結。ここ数年の総決算的開催、と言っても過言ではないかもしれません。
今開催の最大のポイントは使用コース。距離は2000mですが、競馬場にはスタンダードの東京ではなく阪神を選択しています。東京より直線が短くなったことで、早めの競馬ができるタイプ、単純に考えればスピード型の馬が有利になるはず。そのためか、登録馬にはAクラスのスピード馬がいつも以上に多く見られます。
そうなると、優勝経験馬の中で最も有力と思われるのがジョメストドン。東京2000mでもフルゲート18頭開催では2005年のKBX99を完勝する強さを見せていますが、フルゲート10頭では単騎抜け出しでの失速が多く力を出し切れていません。スピードが勝ったタイプだけに阪神替わりがプラスであることは明らかで、30戦制ならこの馬の強さはますます引き立ちそうです。
前回の2000m戦、2006年のKBX99を制したソウルスティールもスピード型。印が特別目立つ馬ではないものの、レース巧者でかつ状態面の安定感が抜群。阪神さえこなせれば2000m連覇の可能性は十分です。
さらに今回はオールラウンダー選手権連覇のトモクリ師が、99覇者トモクリヴリード・Win覇者トモクリカイザーの豪華2頭出しを敢行! 生産機種限定でそれぞれトップホースに輝いた両馬ですが、どちらも呉BCの99・Win混合戦への参戦は初めて。99・Winの両王者による、夢の「同門直接対決」から目が離せません。
その他の優勝経験馬も、KBX99スプリント優勝のため逃げ馬イケンプファー、スタミナなら今回出走馬中最高クラスのエヴリリトルキング、優勝はダートながら芝での強さも実証済みのライトアリアと、まさに役者揃い。阪神2000mという新たなコースで、どんなタイプの馬が頂点に立つのか楽しみです。
参加頭数こそ64版の前開催に及びませんでしたが、初登場馬の数は64版(19頭)を上回る24頭。しかもそのほとんどが新作馬であることが99・Winの盛り上がり度を示しています。その新作勢から注目馬を1頭挙げるなら、おかの師の新エースガイエスハーケン。能力的にも小回りコースは歓迎で、ここにかける馬主の意気込みは並々ならぬものがあります。新作馬以外の初登場馬では、64初期以来約6年半ぶりの呉参戦となるKID師の競馬王優勝馬キッドメサイアに注目です。
最後に特注馬をもう1頭。P発売直前に誕生したWin版ソジュエストは、2000m大逃げバージョンで強行参戦したKBX99スプリントでも6位。64版ソジュエストに次ぎ2頭目となる、「最上級:est」の名を与えられた凶悪馬が今回、2000m戦でついにベールを脱ぎます。